放浪犬ミックの日記

京都左京区に移住して、京都ライフを楽しむことになりました。

軽キャンピングカーで旅に出るということ

この夏に長い休みを取って、行ってきた軽キャンピングカーでの旅。

夢のキャンピングカー / インディ727

軽キャンピングカーという限られたスペースの中で旅をするということは、どこか少年の頃の秘密基地を思い出すようなワクワク感に満ち溢れ、訪れたい名所、一度は目にしておきたい絶景、その地方の旬なご馳走、とにかく行きたい場所へどこにでも行くことができる。そんな道具。

興味はあるけど、なかなか手が出ない。それがキャンピングカーの現実

アメリカの広大な大地を大きなトレーラーハウスを引きながら、旅をするのも憧れもするけれど、夜が更けてしまえば、飲んで寝るだけというのは変わらない。

それならば、いつかやってみたいと悶々とする夢を抱き続けるよりも、いっそ軽キャンピングカーで日本中を走り回ってやれ!何事も経験と勢い余って購入したというのが動機。

キャンピングカーでの旅の醍醐味って

今回は、相棒のミック(パピヨン♂5歳)と諸国漫遊の旅は、40歳の青年(中年)を多くの人と出会わせてくれたのは相棒のおかげといって間違いない。

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また、街の人からいろいろと声を掛けていただくことが多いのも一人旅ならでは。

どこから来たの?昨日はどこいった?明日はどこ行く?旨いもん食ったか?そんな話から出てくるのは、やはり、「この車の中どうなってるの?」「最近こういうキャンピングカー流行ってるんでしょ?」とか、「中見せて!」とか。このインディどこでも大人気。あまり一人旅というか、孤独感は不思議となかった。

バイクでツーリングを経験したことがある方は、わかってくれると思うが、ツーリングの醍醐味のそれに近い。

バイクツーリング旅先での会話スタートのパターン。

  1. 相手のバイクのジャンルが同じ
  2. ナンバーが同郷
  3. てんこ盛りのキャンプ道具
  4. 北海道ツーリスト経験者しかわからないホクレンの旗(今は有料らしい)
  5. さっきも同じ場所にいた

上記の5パターンに一つでも該当すると会話スタートするのがバイカーのコミュニケーション。

キャンピングカーでも全く同じでした!!www

まずキャンピングカーの人とはすぐに会話が始まります。今回だけでも10人くらいのキャンピングカーオーナーと会いました。またバイカーの人もテント暮らしの人も声かけてくれます。今回は流石にホクレンの旗は見ませんでしたが、だいたい観光地だと行動パターンも同じになるので、同じ人たちに出会うことはよくありました。

こういった一期一会の出会いそのものが自分にとっての良い刺激でもあり、スパイスであります。こんな歳の取り方ステキだなぁとか、こんな夫婦なら幸せだろうなぁとか。

人生それぞれではありますが、家でぼーっとしているだけでは、まず感じることはできない、また、ただ街で会うだけでは感じることがない会話がキャンピングカーを通じて生まれる。それがキャンピングカーの醍醐味であり、乗ってみて初めてわかったことでした。

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これからキャンピングカーに思うこと

キャンピングカーをもっと多くの人に知ってもらいたい、良さを知ってもらいたい。そんな風に感じるようになった。誰かに与えられた観光をするのではなく、自分で興味をもったところに足を運んでほしい、その地で会った人に地元の人たちが愛するものを感じてほしい。

そんなことを胸に秘めつつ、軽キャンピングカーを広めていくことをやっていきたい。