放浪の旅 ~5日目 京都・西陣より兵庫・圓教寺へ
京都で3泊した後、教わった圓教寺へ向かう予定で朝を迎えた5日目。
歴史ある船岡山、そこにあるのは「建勲神社」
朝、ミックの散歩をしていたところ、いつも目にする建勲神社。
ふと前を歩いていると、建勲神社の説明が書いた表示板。
なんと、織田信長公を御祭神とした歴史ある神社であることを知る。
そこに社務所の方が声をかけてくださり、「抱っこするなら入って平気だよ」と言ってくださり、お言葉に甘えて中を参拝させていただきました。
この船岡山、古くは平安時代、清少納言が枕草子の中で、「岡は船岡」と出てくるなど歴史ある景勝地。
またこの船岡山の南に位置する一体は西陣と呼ばれ、応仁の乱で山名教之が陣を張ったことに由来される。
人間五十年
下天の内をくらぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を得て
滅せぬもののあるべきか
人生50年という意味ではないのですね。コレ。
人の世の50年は下天のうちの一昼夜に当たるとされており、人の世の50年の歳月は下天の一日にしかあたらないという意味を歌っているそう。勘違いしてました。
京都を後にし、行きたかった龍安寺を傍目に、書写山へ向かいます。
天台宗別格本山 圓教寺
google mapで検索すると麓の民家に案内されるので注意w。同じように彷徨っている車が2台ほどいました。
ロープウェイの山麓駅を目指して下さいませ。
ロープウェイの駅で、ワンコも一緒に行けるか聞いたところキャリーバック(チャック付きなら可)に入れていれば一緒に上がれるということで、300円でバックを借り山頂
へ。
山頂駅からは、徒歩で約20分ほど歩くと山門へたどり着きました。(マイクロバスもあるよ)
その先にある茶屋にミックを預け、歩を進めます。
これが摩尼殿。清水寺と同じ舞台造りの建物が圧巻。
西国三十三所27番札所や播磨西国三十三箇所1番札所などにあたる、とても大きな寺院であり、建物の作り、建物ひとつひとつの木々にとても重厚な感じを受けます。長い年月を支え、様々な人を見守ってきたのでしょう。
樹齢7~800年とされる杉。
こういう大きな杉をみると自分の抱えてる悩みなんかさぞ小さいものだと実感させられます。まさに下天のうちをくらべれば…です。
三之堂の一つ。
この隣が食堂で2階へ上がると宝物館があり、多くの像を見学することができます。
大日如来や、地蔵菩薩など多くの像が祭られており、密教とはどんな世界なのか興味がわいてきます。
最後に奥の院を訪れ、参拝を終えました。
姫路城も訪れたかったのですが、5年前に一度訪れたので今回はパス。
あかねの湯姫路南店で疲れをいやし、道の駅みつで車中泊しています。
波の音を聞きながら寝るというのは車中泊ならではですね。
野天風呂あかねの湯 姫路南店 | 体いやし處 | ボディケア・フットケア・足裏・タイ古式・バリ式・エステが全国の温泉施設で受けられます